ギャプラン完成 総括

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↑ ツイッターの関係上この写真をトップにいたします。

 めでたく完成となりました。ギャプラン。アニメ塗りを初めて塗ったグラブロのアップロード日が9/8でしたので1カ月と10日。途中右往左往し、様々な人からのアドバイスがありました。

中でもツイッターではお二人の巨匠「今日」さん、「ソネ」さんからの応援があったりと動画やSNSを通じた世界というものに素晴らしい可能性を感じられた一カ月となりました。

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↑ 今回のギャプランの製作から完成に至りまして これまでと大きく違うのは何と言っても下書きをしたというところにあるでしょうか。

ワカメ影の入れ方、立体物にどれ程の効果を与えられているのかも正直謎の世界です。いまだその魅力がどういった仕組みで働いているのかもわかってないんですよね。

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↑ 下半身も同様ワカメ影の塗りも積極的に取り入れています。

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↑ 全体像として暗い空間にたたずむギャプランというところ。

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↑ 光の当て方をちょっと極端にするだけでこんな絵が撮れます。

写真撮ってるときが楽しい立体物となりました。

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↑ 側面の方にはワカメ影は少ないのですが、黒バックで撮るだけでも随分浮かび上がる感じが出ます。そしてもう一つ解ったことは黒影は無くても黒バックで撮影後にアプリケーションなどで極端な振りを与えると同じことが起きる。ということです。

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↑ 後姿などそんなに手を入れているところではないんですけど表から見るよりより立体の雰囲気が出ている気すらしますね。なんでじゃろ^^;

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↑ ただし露出によってはホワイトで吹っ飛んでしまうところが出るのは明らかなる露出過多です。上のような写真はもう少しシャッタースピードなりで調整し光のコントロールが必要ですね。逆に浮かび上がる感じも強くなりますが、背面の大型スタビライザー?が真っ白になっています。右腕、右足側面も光過ぎて色飛びしました。

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↑ 経過が解る写真を並べてみます。まずは素組ですが、ここからどんな影や光の調子を与えていくかを考えます。基本は変わらないのでとにかく一番観る面を考えた撮影をしたほうがいいでしょう。複雑なポージングはやらないほうがいいと思いました。

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↑ 写真をアプリケーションに取り込み線画をトレースします。私はipadで行いましたが、デジカメ→プリンター出力→紙にトレーシングペーパーで線をうつしとることでも同じことです。

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↑ ipad上で色付け。この時は一番暗いところと二段目に明るいところ程度の着色。あまり強く光と影に差は付けていません。

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↑ ここで影を目いっぱい振り込みます。が、黒は一切使いませんでした。影色は実は緑の反対方向にある色を用い、レイヤーで色反転させたものをスクリーン処理しました。ibisペイント優秀だと思いました。紙の上であればこの作業は単に上から塗るだけでもOKです。単にペイントツールを試したかっただけの写真ですので塗装計画に変更は加えていません。 

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↑ さらにワカメ影を追加しました。追加する量や線の太さなどはそれぞれ試すことが出来ます。ここだけは紙と違って何度も簡単にやり直しの効くPCやipadに大きなアドバンテージがあります。

 

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↑ ワカメ影までで黒線は入れてない状態iphoneで普通に撮影したもの。

背景も良く似た緑色で撮影しワカメ影の白せんの効果がどれ程なのだろうとかを見てみたんですけど大した違いはあまり感じられませんね。

ということは黒バックの効果の方がとても大きいのでしょうかね。

もちろんフォトショップでの加工があるとは 思いますけど。黒影を塗るのも黒バックで撮影するのも同じような効果が発生すると思われます。自然な光の中で普通に撮影することに耐えられる塗装の方が汎用性は高い。なんの?!ってところですけど何年も経過した後で自分の作品を再度みたらどう受け止めるのでしょうかね。

では軽くまとめてみますと。

この一か月で理解できたことを箇条書きします。

①アニメ塗りとイラスト塗りとは違う。人の受け取り方がまちまちで定義など誰も出来ない。

②下絵として絵を描く。さあ塗るぞって直前の写真トレースで良い。色付けし、影も入れておく。

 この計画通りに塗ると同じものが出来上がる。すなわち絵が優秀であればあるほど完成度が高いものが出来る。

③黒バックで撮影すると黒影は塗ることを省略できる。

④写真撮影での露出過多に注意すること。白とびは塗った色を飛ばしてしまうので特に注意。

こうやって箇条書きにするとジャンル違いも交差していますけど色を作るところなどは省略させてもらいました。その人の感じるところが大きいのでいくら書いたところで私の感覚を書きしるすだけになるでしょうし後から訂正だらけになってもおかしな文章を乱発するだけになりそうです。

さて、ここでもう一つあります。

②がウェイトが高いことが解りますね。

さて、世の中の絵はアニメ絵やらイラストというものは作家さんの独自の形やパースがあります。手本が同じものでトレースして描いているわけではないということです。

となるとどうでしょう?

絵のまま同じ形と色で塗ることが出来るひとなら同じ絵から同じ素材を使えば結果を導き出すことが出来るってことです。

だれもやらないと思いますけど、もしも

旧キットギャプランを 私が上に掲載しているアニメ絵をそのまま使って塗ってやれば同じ結果が得られるということでございます。「誰しも可能性のある絵」となります。

絵が優秀なれば出来上がりも優秀になります。(私の絵は大したものではございませんので誰かプロが書いた絵を参考になさった方がいいのは確かなんですけども^^;世界にふたつとない自分オリジナルのワカメ影アニメ絵であることに変わりはないですね。)

ところが、最初から下絵がなくても優秀な人がいます。それがその道を究めた人ということなのでしょう。

絵を描いた上で計画をするプロセスを省き最初から脳内のイメージを即座に引き出しその通りを絵として塗り作業が出来るということです。完成は言わずもがな凄い結果が出せる人。

しかし絵が描ければ近い結果を出すこともできることが解りました。

やってみないとわかんない。ここまで一か月かかったけど良い答えが得られたと思います。

ギャプラン完成 総括」への5件のフィードバック

  1. こんばんは
    ようやくpZero さんなりの解釈が導かれたようですね。
    よくわかるお話だと思います。
    このシリーズで絵におこす前と後で大きな変化が感じられましたし、
    いろんな方のご意見を吸収されてぐんぐんと筆が進む感じが伝わってまいりました。
    一つの手法としてわかりやすく、またやってみようかなって思わさせられる動画シリーズが完成したのではないでしょうか!
    素材も良かったですよね!楽しかったです!
    さあ〜いよいよギラドーガですね!

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    • こんにちは。
      ありがとうございます。全体を見渡してのご感想とても嬉しく思います^^
      昨夜もいろいろな記事を読み紹介されていている先人の方法を読んでおりましたところ行きつく先は原作となる絵でした。もちろんその絵の部分は省略しててなおうまく行っている人も大勢いらして
      そこが凄い部分として出てくるんだと思いました。
      立体物の二次元化?とでも言いましょうかここにはっきりと区別を打ち出せるようになりたいものです。
      ギラドーガ塗料集めています。多分アクリルグリーン系3本ないと塗りきれません^^;

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  2. お疲れ様です。
    いや~一ヶ月でホントにモノにしちゃいましたね!アニメ塗り
    テクニックをロジスティックに分析、理解、実践・・・・いくら好きなことでもなかなか出来ることではありませんよ~
    流石です。
    ワタシも昨日からシタデルカラーでミニチュアペイントはじめてみましたが、動画の見よう見まねでやるのがやっと^^;どこまで続くやら~w
    ま、分かっていたことですが、隠蔽力はさすがです。他の追随を許さない感じですね。ただファレホのように混色はできず。塗料のカテゴリーも、ベース色、シェード色、レーヤー色、テクスチャー色、ドライブラシ用色、と分かれているので色数が必要になるのがネックですかねえ^^;これでシェードやハイライト、ドライブラシを習得して、1/35のフィギアや、飛行機の翼端灯を光っているように見せるのができないかなあと妄想中です。

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    • こんにちは。
      ありがとうございます。
      あのテクニックをなんとか自分の技術として手に入れたい一心でした。
      最初は光と影だけで何とでもなるんじゃないのかと思っていたらまぁ奥深いこととそれなりのエッセンスが無いと結果が出ないとこなどいろいろ勉強になりました^^;
      そうそう
      シタデルカラーを昨夜マックスファクトリー推奨のような感じのセットをヨドバシオンラインで見つけてぽちりました。
      まぁこのセットで全て賄えるとは思いませんけれどもなんとか一回やってみたいと思います。
      これだけ筆塗りを頻繁にやってるからなんとか遊べる程度までいけるかな?
      そう、ミニチュアペイント?ウォーハンマーってやつでしたっけね。動画の方まだ見てないんですけどそんなに面白いのならそっちもやってみたいですね。お勧めのchを教えてくださいm(._.)m

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      • 私も ウォーハンマーのゲーム&キットは持っておりませんが、ペイントについてはとっても気になってました。ホビージャパンでは毎号、連載記事がでてますね。
        ユーチューブですと私が見てるのは以下チャンネルです~参考までに
        Warhammer TV→オフィシャル?
        GIANT HOBBY→高円寺のミニチュアゲームショップさん プレイ実況や、情報の配信されてます。
        せなすけSenasuke→ホビージャパンでもライターされてるプロのペインターの方、筆の動かし方までよく見える              おすすめチャンネルです。
        miniaturetv→こちらもショップさんのチャンネルのようです。ペイントの実演、ゲーム解説などの動画がアップさ          れてます。

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